【注意】セルフホワイトニングは医療行為ではない!特徴と流れを解説

最近では、エチケットとして歯を白く保ちたいと考える人が増えてきたことで、ホワイトニングが流行しています。
その中でも、金額が安く抑えられるセルフホワイトニングが人気になってきています。
なぜ、歯科クリニックと比べて費用を安く抑えることができるのでしょうか?

今回は、セルフホワイトニングとはどのようなものなのかに迫っていきたいと思います!

  • セルフホワイトニングの種類
  • 副作用が出る可能性はある?
  • どういう人に向いているの?
  • クリニックに行く必要は全くないの?

ということについてこの記事ではわかります。

注意点もあるので、しっかりセルフホワイトニングのことを知ってから選択をしましょう。
ぜひ最後までお読みください。

セルフホワイトニングはいくつか種類がある

歯のセルフホワイトニングといっても、いくつかの種類があります。その中で最も手軽に行うことができるのは、歯磨き粉によるセルフホワイトニングです。
これは最近流行のホワイトニング成分が配合された歯磨き粉を使った毎日のケアで行うものですが、自然な白さになると評判でホワイトニング成分が高配合されているものは、くすみが取れたり黄ばみがなくなると言われています。
ホワイトニング成分が配合された歯磨き粉は、価格帯が数百円のものから数千円するものまであります。

中には歯科クリニックでしか購入できないようなもので数千円もする製品がありますが、ホワイトニング効果が非常に高いことから料金が高いにもかかわらず、人気です。
歯科クリニック専売品ではありますがインターネット上では流通していますので、通信販売で購入できる手軽さも人気の秘密と言えるでしょう。

ホワイトニング成分が配合されている歯磨き粉で一日数回歯を磨くと、コーヒーやお茶の着色汚れが取れやすくなるのが一般的です。一度に目に見えて白くなるわけではありませんので、歯科クリニックでのホワイトニングとは異なるものといえます。

ホワイトニング成分は歯磨き粉のメーカーによって様々ですので、いくつか使ってみて効果が見られたものを継続して使うのがおすすめです。
インターネット上のレビューでは、使用前と使用後の写真で比較しながら効果について解説されているレビューやブログがあります。そうした口コミを参考にすると、より効果の高い製品が選べるメリットがあります。

知覚過敏が出ることがあるので注意が必要

ホワイトニングのためのセルフケアができるアイテムの中には、ホワイトニング効果が高いものがあり、そうしたものは歯や歯茎に対して刺激が強すぎるものも一部あります。
最近ではホワイトニングの先進国であるアメリカから個人輸入でホワイトニング製品を購入しする人が増えていますが、そういうアイテムを使うことで歯を白くすることができる一方で知覚過敏が出てしまうという症例が多いです。

ホワイトニング用の製品には歯を白く漂白する成分が入っていますが、この濃度が高すぎると歯や歯茎を傷つけ様々なものに染みやすい状態になってしまいます。
歯科クリニックでのホワイトニングもホワイトニング効果の高い過酸化水素水を配合した薬剤で漂白を行いますが、虫歯や歯槽膿漏や欠けたところなどがないかなど隅々までチェックをしてから施術を行います。
セルフケアではこうしたケアが行き届かないでホワイトニングのみを行いますので、欠けているところなどには薬剤がしみやすいというのが実情です。

そのためセルフケア用品を使ってホワイトニングをする人の中にはしみるようになったという人が多くいます。
先述したホワイトニング用の歯磨き粉ではこうしたトラブルが起こりません。
ホワイトニングをするためのジェルやテープなどは欧米ではメジャーな製品ですが、こうした製品を適切な診察を受けずに個人の判断で使う場合、歯や歯茎にトラブルが出ることがありますので注意しましょう。

手軽にできるので時間がない人には最適

セルフケアで行う歯のホワイトニングは、漂白成分の濃度の違いから歯科クリニックで受けるオフィスホワイトニングほどの即効性はありませんが、毎日確実に施術を行うと歯のくすみが取れてきたり、着色汚れが気にならなくなるというメリットがあります。
また日本では発売されていませんが、海外ではホワイトニング用のアイテムはドラッグストアなどで購入することができます。

例えばホワイトニング用のジェルであったりテープなどがそれにあたりますが、歯に貼っておくだけでしばらく経つと歯のくすみが取れたり、白くなるといったホワイトニング用のテープは、アメリカでは非常にポピュラーな商品です。
それを日本に持ち帰り日本でホワイトニングをしている人も多くいます。
通販などで購入することができますので、そうした商品でホワイトニングをするのは手軽に行うことができて確実に歯を白くすることができる方法です。

先述したように歯に何らかのトラブルがある人には適しませんが、定期的にクリニックに通ってチェックを受けている人の場合は手軽に歯を白くできる良い方法と言えるでしょう。
クリニックとのホワイトニング効果の違いは、含まれる薬剤の濃度です。
クリニックで販売されている薬剤は通院している場合は、ホームホワイトニングをするための薬剤として購入することができますが、完全なセルフケアを目標としている方は薬剤のみを購入することはできません。
マウスピースを歯科クリニックで作成し、マウスピースとセットで販売されているものですので、セルフケアで使われるジェルはそこまでの効果はありません。

歯が健康な状態で使うことで効果を発揮

優れたホワイトニング製品でも虫歯があったり知覚過敏や歯槽膿漏がある状態で使うと、本来の効果が発揮できないことがありますし、歯の健康を損なうことがありますので定期的な歯科クリニックへの通院はしておくのが得策です。
その上で歯のくすみや着色が気になる場合には、一般的には通院している歯科クリニックのドクターに相談をして、クリーニングやホワイトニングを行うのが通常の方法ですが、時間がなかったり費用面で不安という方は手軽に試せるホワイトニングをするのがおすすめです。
セルフケアの第一選択肢としては、ホワイトニング効果の高い歯磨き粉を使ったり必要に応じてジェルやLEDの光線が当てられる器具などを使うのが人気となっています。

特にジェルやペーストを歯の汚れが気になるところに塗って一定の時間光を当てておくという方法は、エステなどでも採用されている方法で家庭用で使える器具なども販売されています。
これは医療行為ではありませんし、歯に塗るジェルやペーストは歯科クリニックで使われているほど効果が高いものではありませんが、日常的に少しくすみや汚れが気になった時には歯磨きをするよりは効果を発揮してくれますので、着色の予防などにも利用すると良いでしょう。

大幅に歯の着色汚れを落としたり白くしたい場合には、歯科クリニックで治療を受けるより他はありません。
それは自分の歯を漂白剤で白くすることであったり、セラミックのクラウンをかぶせる方法であったりしますが、時間や費用の都合でそれが叶わないというケースでセルフホワイトニングはある程度は有効な方法です。
大きな変化は見られませんが一度もホワイトニングをしたことがない人にとっては歯のトーンアップしたように見えることもありますし、実際に使用前と使用後の画像比較するとかなり歯のトーンがアップする人もいます。

最近人気のセルフホワイトニングは、歯科医院で行われているホワイトニングと結果が大きく異なります。
クリニックで使われている医療用の薬剤は、漂白効果が非常に優れていますので一回の施術でもかなり白くなったことを実感することができます。
しかし、その薬剤は市販されていませんので自分でホワイトニングを行う場合はそれほど漂白効果の高くないアイテムを使って施術を行うことになります。
同じような漂白成分が入ったものは海外通販などで購入できますが、知覚過敏などが出る可能性もありますので歯の健康をチェックしながら行うクリニックでのホワイトニングと比べるとリスクが伴うものと言えるでしょう。