【5分でまるわかり!】ホームホワイトニングのメリット&デメリット

歯磨きを丁寧に行っているのにも関わらず、歯の黄ばみが気になっているという人も少なくないようです。歯が黄ばんでいることで笑顔にも自信が持てないなど、コンプレックスになってしまうケースもあります。
歯の黄ばみを解消できるホワイトニング治療には、自宅でケアを行う「ホームホワイトニング」という方法もあります。自宅でのケアで本当に歯の黄ばみが取れるのか、気になる人も多いのではないでしょうか。ホームホワイトニングとはどのような治療法なのか、そして歯を白くする効果が本当にあるのか、そしてこの治療法で得られるメリットをチェックしてみましょう。

歯医者さんに通わずに済む

ホームホワイトニングのメリットを確認する前に、どのような治療法なのかを確認しておきましょう。ホームホワイトニングは、まず歯医者さんでマウスピースを作成します。そのマウスピースに歯の色素沈着を除去する作用のある薬剤を自分で塗布し、歯に装着します。海外では最もポピュラーなホワイトニング法とも言われています。近年、日本の歯医者さんでも普及しつつあるようです。マウスピースを装着する時間は、約10分から数時間程度です。最初に歯医者さんを受診してマウスピースを作り、歯を白くする薬剤を購入する必要はあるものの、ホームホワイトニング自体のケアは、基本は自宅で行います。歯医者さんでの施術となるオフィスホワイトニングの場合、施術を受けるために歯医者さんに通わなければいけません。人気のある歯医者さんの場合、施術の予約を取るだけでも大変です。施術を受けるにも院内で待たされることもあるでしょう。一方、自宅でのケアとなるホームホワイトニングは、最初のマウスピース作成時と追加で薬剤を購入するとき以外、歯医者さんに通う必要はありません。自分の空いている時間にケアできるのは、忙しい人にとって大きなメリットと言えるでしょう。オフィスホワイトニングは、自分が空いている時間と歯医者さんの予約できる時間が合わないと施術を受けられませんが、ホームホワイトニングであれば気軽に歯を白くすることが可能です。また時間の節約ができるだけでなく、歯医者さんに通院する回数が少なくて済むので交通費も節約できるという点も、ホームホワイトニングのメリットと言えます。

オフィスホワイトニングよりも費用が安い

ホームホワイトニングは、歯医者さんで施術を受けるオフィスホワイトニングよりも、治療にかかる費用がリーズナブルという点もメリットとして挙げられます。ホワイトニング治療は健康保険が適用されない自由診療ですので、患者さんが治療費を全て負担しなければいけません。オフィスホワイトニングは、何本歯を白くするか・どのくらい白くするか・施術法などによって相場は変わるものの、現在主流となっているレーザーホワイトニングの場合は約20万円から30万円程度の費用がかかります。20万円から30万円という金額は、歯のケアとしてはかなり高額と言わざる負えません。ホームホワイトニングはというと、マウスピース代と薬剤代を支払うことになりますが、歯を白くするケア自体は自分で行うので、オフィスホワイトニングと比較すると随分リーズナブルです。最初にマウスピースを作成する代金として約3万円、そして自宅で使う薬剤代として約5000円程度を支払います。まずは3万5000円程度の金額がかかりますが、その後は追加で薬剤を購入する費用しかかかりません。20万円以上もするオフィスホワイトニングと比べると、3万円台で行えるホームホワイトニングは、かなり敷居の低いホワイトニング治療と言えるでしょう。さらに、最初のマウスピースを作成するときと、追加で薬剤を購入するとき以外は、歯医者さんを受診する必要が無いので交通費も節約できます。黄ばみがコンプレックスだけど、金銭面がネックとなりホワイトニング治療を躊躇しているという人には、ホームホワイトニングはおすすめです。

自分が希望する白さにできる

どのくらい歯を白くしたいかは人それぞれです。ナチュラルに見える程度に黄ばみを落としたいという人もいれば、憧れの芸能人のように真っ白になるまで歯を白くしたいという人もいます。ホームホワイトニングは、「自分が希望する歯の白さにしやすい」という点もメリットとして挙げられます。歯医者さんで施術を受けることになるオフィスホワイトニングの場合、通院や費用面を考えると、そう何回も通えないという人が多いのではないでしょうか。本当はもう少し白くしたいけど治療費がかかってしまうのでオフィスホワイトニングを止める、というケースも少なくありません。ホームホワイトニングは自分でケアを行うホワイトニング治療ですので、理想的な白さに仕上げることが可能です。歯の状態やマウスピースを装着する時間によって異なりますが、約4週間程度ホームホワイトニングを続けると、周囲も白くなったと分かるくらいに黄ばみを落とせます。自然な色で留めておきたいのであれば、2週間から3週間程度のケアで、ホームホワイトニングを中止すると良いでしょう。さらに白い歯にしたいというのであれば、続けてケアも行うことができます。歯医者さんを受診することなく行えるホームホワイトニングだからこそ、自分が希望する色味に近づけることができるのです。自分でマウスピースに薬剤を塗布して装着しなければいけないという手間暇はあるものの、自分のペースでケアができる・自分の希望する白さにできるというのは、ホームホワイトニングのメリットと言えます。

歯の白さをキープしやすい

ホームホワイトニングのメリットには、白さをキープしやすく後戻りもしにくいという点も挙げられます。即効性があるオフィスホワイトニングの場合、意外かもしれませんが歯の白さは長持ちしません。どのような食生活をしていたか・タバコやコーヒーなどのし好品によっても左右されますが、オフィスホワイトニングは1回の施術で、約3ヶ月から6ヶ月程度の間しか白さをキープできないようです。一方、ホームホワイトニングはというとマウスピースの装着を辞めてから、約6ヶ月から1年程度の期間は後戻りしないと言われています。オフィスホワイトニングは歯医者さんで受けるホワイトニング治療なのに、なぜこのようにホームホワイトニングよりも持続性がないのでしょうか。持続性がこれだけ違うのは施術にかけた時間が異なるためです。オフィスホワイトニングは歯医者さんでの施術となるので、歯に薬剤を塗布している時間が限られています。歯の奥まで薬剤が浸透せずに終わってしまうため、3ヶ月から6ヶ月程度で後戻りしてしまうようです。ホームホワイトニングは自宅で毎日、じっくりとケアをするホワイトニング治療です。低濃度の薬剤がゆっくりと時間をかけて、歯の奥まで浸透させていくため白さが長持ちしやすいと言われています。また1度、白くしてしまえば少し黄ばみが気になっても、再度ケアを行えば白さを取り戻せます。持続性が高く、さらにメンテナンスもしやすいという点は、ホームホワイトニングの大きなメリットです。

ホームホワイトニングは自宅でのケアとなるので、わざわざ歯医者さんに通う必要がなく、空いている時間にケアできるというメリットがあります。さらに歯医者さんで受けるホワイトニング治療と比べると、ホームホワイトニングの相場は約3万5000円程度ですので、治療にかかる費用も随分リーズナブルです。即効性はないものの薬剤がしっかり歯に浸透するので、白さをキープしやすくさらに、理想とする白さにしやすいとうメリットもあります。歯の黄ばみがコンプレックスという人は、これだけのメリットを得られるホームホワイトニングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。