モテたい20代女子の身だしなみ!歯磨き粉から始めるホワイトニング

自宅で手軽にケアできるホワイトニング歯磨き粉が、20代女性に広がりを見せています。
顔の美白に気を使っていても歯が黄ばんでいてはすごく目立ってしまいますから、おしゃれな20代は歯のホワイトニングにも励んでいます。

歯科クリニックなどで行うオフィスホワイトニングは、予約を取りわざわざ出向く必要があるため時間がとられてしまいます。
しかし、自宅でケアする歯磨き粉ならとても気軽に使えて、気になる所を重点的にケアすることが可能です。
では、今20代で特に人気になっているホワイトニングできる歯磨き粉にはどのようなものがあるのでしょうか。

  • 歯が黄ばんでしまう原因ってなに?
  • オススメの市販のホワイトニングはある?

これらの疑問を解決していくので、ぜひ最後までお読みください!

研磨剤と発泡剤に注意が必要

歯が黄ばんで徐々に色を濃くするのは、タバコとか食べ物や飲み物などに含まれる色素とかカスがつくもので、それ以外で歯の色を変えるのは虫歯や歯周病など歯の病気です。
汚れが歯の表面に付着しているなら削り落とすのがいいように考えがちで、歯磨き粉選びでも研磨剤入りを探してしまっている人もいます。
でも、研磨剤はその配合量に十分に注意しなければなりません。
磨くたびに汚れだけでなく、歯の表面にあるエナメル質まで削り取ってしまうことがあるからです。
歯の表面が凸凹になって余計に汚れがつきやすくなってしまうだけでなく、歯をガードするエナメル質が薄くなったことで虫歯にもなりやすい状態にしてしまいます。
だから研磨剤は少ないか、入っていないフリータイプを選ぶことが歯の健やかさを保つためには大事です。

発泡剤は歯磨きをすると泡立ててくれる成分で、一般的な歯磨き粉には含まれていて当たり前です。
肌の汚れを洗い落とすときはきめ細かな泡が重要ですが、歯の場合は発泡剤がきれいにする邪魔をしてしまう時があります。
泡がたくさんたって口の中がいっぱいになると、よく磨けたと勘違いすることが多いからです。20代にも発泡剤が多い歯磨き粉を使い、泡だらけになったらすすいで終わらせている人が多くいて、黄ばみの原因になっています。
歯科医も発泡剤が含まれている歯磨き粉はたっぷり使わず少なくして、10分程度は磨くことを推奨するほどです。

日本で購入できるホワイトニング用の歯磨き粉で、どちらも含まれていない製品は少なく種類が限られます。
研磨剤が入っているなら毎日使わず週に1回など歯のダメージを回避できる回数で使えば問題ありません。
発泡剤が含まれている歯磨き粉も、泡に騙されないように注意してしっかりと磨くようにしましょう。

知っておきたい成分の種類とその効果

20代に人気のホワイトニング用歯磨き粉に使われる成分には、どんなものがあるのでしょうか。
ホワイトニング用歯歯磨き粉で用いられている成分として代表的なものに、「ポリエチレングリコール」があります。
「ポリエチレングリコール」は歯に付着した色素、つまりヤニを洗い落すのに優れていて濃い汚れが気になっている人ほど役立つ成分です。
同じような特徴をもつものに、「ピロリン酸ナトリウム」や「ポリリン酸ナトリウム」があって歯石をつきにくくして歯の表面もガードもしてくれます。
まだ黄ばんでいない人が予防したい場合、「ポリリン酸ナトリウム」が含まれたホワイトニング歯磨き粉を選んだほうがよいでしょう。

歯のエナメル質に近い成分で白い歯を目指せるのが、「ハイドロキシアパタイト」です。
汚れを吸着する性質があるので、普段歯磨きをする時間を1日1回しか確保できず汚れが歯にたまりやすい人に適した成分といえるでしょう。
研磨剤で傷ついた歯の表面をなだらかにして、色素が付きにくい状態に近づけてくれる成分でもあります。

歯を強くすると歯磨き粉では定番の「フッ素」は、ホワイトニングでも大切な役割を担ってくれます。
白くする効果があるわけではありませんが、弱った歯を強化すれば虫歯による変色を予防することが可能です。
普通の歯磨き粉ではもはや入っていないものを探すほうが大変ですが、ホワイトニング用ではまだまだ含まれていない種類もあるので、「フッ素」が入っているか確認しましょう。
日ごろ炭酸飲料を飲むのに時間をかけるという人や、食後時間を空けずすぐに歯を磨いてしまうという人は「フッ素」によるケアを行ったほうが安心です。
なぜなら口の中をアルカリ性に保つ時間が少なくなり、酸で歯の修復が十分できない状態になるからです。

選ばれているホワイトニング用歯磨き粉の価格帯

家で気軽に使うことができるホワイトニング用の歯磨き粉は数多くの種類が販売されていますが、中でも20代に人気の商品は買い求めやすい価格帯のものが多くなっています。
1,000円前後のものが特に人気で、高くても2,000円から3,000円程度のものが多くなっています。
歯磨きに3,000円というと高い気持ちになりますが、1本買えば数ヵ月もつものですし、化粧品などと比べても高いホワイトニング効果があるものならそれほど高額ということでもありません。
歯科クリニックやホワイトニング専門店を利用することに比べれば、とてもリーズナブルな価格帯で済みます。

買い求めやすい商品といっても、購入するときにはどこから買うべきかよく検討しましょう。
近くの薬局やドラッグストアなどでも買える商品であっても、ネット通販したほうがより安く買える場合があります。
大型量販店だと、普通のショップでは取り扱っていないものが売られていることも多いです。
既製品と中身は遜色ないプライベートブランド商品は、安価な価格帯で売られることが多いので、ショップに出向いて購入することを考えているなら必ずチェックするべきです。

海外輸入品は安価なものも多いですが、安全性が確認されている正規品だけ買い求めることが大事です。
初めてホワイトニング用歯磨き粉を使う人は、自分の歯に合っているものをはじめから選ぶことができる人は少ないので、はじめは容量が少ないタイプを買って試しましょう。
損をしたくないなら試供品があるか確認してみるのもよいでしょう。

20代が選ぶホワイトニング歯磨き粉はこれ

ブリリアントモア

歯磨き粉といえば外せないブランドであるライオンから出ている「ブリリアントモア」は歯垢をしっかり落としてくれるだけでなく、とても安価であることも20代から選ばれている理由です。
1本90gで、950円から1,100円ほどの価格帯で売られています。
「ピロリン酸ナトリウム」のイオンの力が歯の汚れを浮き上がらせてくれますが、すぐに目に見えた結果が得られるものではありません。
10日程度で違いが認識できる人もいますが、長く使い続けることで結果が得られる人がほとんどでしょう。

クリーニングジェル<ソフト>

歯や歯茎に優しいウエルテックの「クリーニングジェル<ソフト>」は、汚れを落とす高機能シリカ剤と研磨剤としてなんとサンゴパウダーが使われています。
これまでの製品で十分な結果が見えてこなかった人に選ばれていて、ごしごし洗う必要がないジェルタイプであることも人気の理由でしょう。
発泡剤が無配合であり、グレープフルーツミント味で口の中がさわやかに仕上がることも20代の間で評判です。ただ、研磨剤が入っているので、使うのは週に1回から2回程度がベストな商品です。
1本40gで、1,400円から1,600円ほどの価格帯で売られています。

薬用シュミテクトやさしくホワイトニング

知覚過敏に対応しつつ歯を白くしたい20代に人気のアース製薬が発売している「薬用シュミテクトやさしくホワイトニング」は、ポリリン酸ナトリウムが使われ、薬用成分として硝酸カリウムやフッ素が使われています。
歯茎がさがりしみる人が20代でも増えていて、歯の汚れと同時にケアができるだけでなく、虫歯予防にもつながるとして話題です。
極端に白くなるのではなく、自然な歯の白さにしてくれる商品で、1本90gで450円から680円ほどで売られています。

歯の汚れはその人の生活環境によって違い、歯を磨く回数や食べ物に飲み物、趣向品により落ちやすい人もいれば頑固な場合もあります。
歯や歯茎に悪影響を与えない商品ほど長く使わないとホワイトニング効果が見えてこないため、自分に合っているホワイトニング歯磨き粉を見つけることは大変で、最低でも3ヵ月程度は試してみるべきでしょう。
20代のうちから歯が変色してしまうと年を重ねてから大変になってしまうので、人気のホワイトニングができる歯磨き粉をうまく駆使して、白くきれいな歯を保ちましょう。
虫歯による変色は治療しないと白くできないので、早めに歯科クリニックで見てもらうことが肝心です。