芸能人の方の歯ってとても白くてきれいですよね。
中にはあそこまで白くするのは白すぎて不自然だとか、人工的な白さだという声もあります。
歯は白くなれば嬉しいけど、歯医者さんでホワイトニングをするとあそこまで白くなると思って、ホワイトニングはしたくないという人もいますよね。
しかし、一般の人にも似合うレベルのホワイトニングがあるんです！
歯医者さんでは、患者さんとどれくらいまで白くするのかをよく話し合って決めていきます。
今回は、芸能人の真っ白に輝く歯と、一般人が似合う白さを比較しながら紹介していきます！
目次
芸能人の歯はどれくらい白い？
歯医者さんに行くと色見本が置いてあり、一番白い歯から黄ばんだ歯まで用意されています。
歯の色見本のことをシェードガイドといいます。
そのシェードガイドにも種類があるのですが、今回は2種類紹介します。
1つ目は、
W1 – W2 – W3 – B1 – A1 – B2 – D2 – A2 – C1 – C2
– D4 – A3 – D3 – B3 – A3.5 – B4 – C3 – A4 – C4
の並びになっていて、W1が一番白くて、C4が一番黄ばんでいる色です。
もう1つはシンプルにS2～S40の表示で、S2が一番白く、S40が一番黄ばんでいる色となります。
では、芸能人レベルの歯の白さはどのくらいなのでしょうか？
両方とも、上から2つの
W1・W2と、S2・S4
の歯の白さは、芸能人レベルになります。
では、日本人の一般的な白さはどれくらいか気になりますよね。
平均的な日本人の歯の色は、少し黄ばんでいるのが一般的です。
実は
A3.5や、S30、S32
あたりが、平均的な日本人の歯の色となっています。
真ん中よりも黄ばんでいる色ということになります。少し驚きですね。
つまり芸能人の方はなんと、一般的な日本人の歯の色と比べると13段階も14段階も白くしているということになります。
白すぎると思うのも当然でしょう。
A1程度でも「うわっ、白い歯だなあ」と思うレベルなので、W1まで白くすると相当ですね。
一般人の場合は、ここまで白くしたいという人はあまりいません。
いかにも「ホワイトニングして来ました」と言わんばかりの白さではなく、黄ばんだ感じではないくらいで良いという人や白い綺麗な歯に見えればOKと言う人が多いです。
3～5段階くらい白くしただけでもかなり違ってきます。
どれくらいまで白くするのかは、歯医者さんともよく話し合って決めることが大切です。
コツ①メニューが豊富な歯医者・サロンにする
ホワイトニングをする上でのコツ①は
メニューが豊富な歯医者・サロンを選ぶ
ことです。
歯医者さんやスタッフと、先ほど説明したシェードガイドを見せてもらいながら、このくらいのレベルにしたい、と明確に伝えることが大切です。
どのくらいのレベルの歯の白さを目指しているかも、最初の歯の黄ばみのレベルがどのくらいなのかも人によって個人差があります。
スタート地点もゴールも違うわけなので、それぞれにあったホワイトニング方法が必要となってきます。
例えば、元からそこまで黄ばんでおらず、少しの治療でいいのに、強い薬剤のホワイトニングしかなかった場合、自分の理想よりも白くなってしまう場合がありますよね。
そんなことを避けるためにも、たくさんのメニューの中から自分に合った方法を選べる環境が必要です。
また、個人的にオススメなのが、ポリリン酸のホワイトニングを行っている歯医者さんです。
ホワイトニングは大きく２つあって、過酸化水素によるホワイトニングと、ポリリン酸でのホワイトニングに分けることができます。
この2つを比べると、一般的にはポリリン酸でのホワイトニングの方が効果は低いが、痛みは少ないという特徴があるといわれています。
効果が低いといっても、ミュゼホワイトニングなどで扱われているだけあって、もちろん満足度の高い効果は得られます。
芸能人の歯の白さまでは目指しておらず、丁度いい効果を得たい方にとってはぴったりなので、一度試してみるにはポリリン酸でのホワイトニングがオススメです！
コツ②ホームホワイトニングを選ぶ
ホワイトニングをする上でのコツ②は
ホームホワイトニングを選ぶ
ことです。
少し、極端な選び方かもしれないのですが、白くなりすぎを避けたい！という人にはホームホワイトニングがオススメです。
これは、ホームホワイトニングは効果が薄いからというわけではありません。
ちゃんと芸能人レベルの歯の白さも目指せるホワイトニング方法でもあります。
ホームホワイトニングとは、まず歯医者さんで専用のマウスピースを作ってもらいます。
型が出来たら、自宅でホワイトニングのジェルを型に流し込み、それを一定時間装着します。
これを2週間から1か月程度、満足した白さになるまで続けるというのがホームホワイトニングです。
ホームホワイトニングのいいところは、
自分で満足したらそこですぐやめることができる
ということで、調節がきくところです。
オフィスホワイトニングという、歯医者さんでレーザーを当てて白くする方法であれば、1回に何段階も白くなってしまうので、希望の白さに調節することが難しいです。
ですが、ホームホワイトニングであれば、毎日コツコツ続けていくので、徐々に白くなっていきます。
全部使い切らなければいけないことはないので、満足したところでホワイトニングを終了することができます。
▼ホワイトニングの種類について詳しく知りたい方はコチラ
コツ③市販のホワイトニング歯磨き粉で調節
ホワイトニングをする上でのコツ③は
市販のホワイトニング歯磨き粉で調節する
ことです。
最初から市販のホワイトニング歯磨きや、薬剤を使うのはあまりオススメできません。
市販のものは、歯医者でホワイトニングをするよりも効果が薄く、個人差によっては全く効果を感じることができない場合もあります。
しかし、ホワイトニング後のケアとしては大活躍します。
ホワイトニング後は、色素が沈着しやすい危険な状態になっています。
特にオフィスホワイトニングのデメリットとして、色戻りがはやいことがよく言われます。
それでも、毎日コーヒーは欠かせなかったり、チョコレートを食べてしまったりすれば、せっかく白くした歯がまたすぐに歯の色が戻ってきてしまいます。
また、歯医者さんで行うオフィスホワイトニングというものだと、何回か通うことになるのですが、1回1回効果が大きく、何段階も白くなっていきます。
まだ少し白さに物足りなさを感じるけど、次ホワイトニングをしたら理想を超えた白さになってしまうのではないか？と白くなりすぎの心配もありますよね。
それらを防ぎ、白さを保ち、さらに白さの満足度を上げてくれるのが、市販のホワイトニングになります。
ホワイトニングの仕上げとして、コストパフォーマンスにも優れている市販のホワイトニング歯磨き粉で調整をしていきましょう！
▼市販のホワイトニングについてはコチラ
ホワイトニングの料金の相場
ホワイトニングを行うことが出来るのは、一般歯科やホワイトニング専門の歯科です。一般歯科とホワイトニング専門歯科では少し料金が違います。
ホワイトニング専門歯科の方が料金が安く抑えられる傾向があります。
オフィスホワイトニングの相場は一般歯科の場合は3万円から5万円あたりが多いです。
これがホワイトニング専門歯科の場合になると、5000円から3万円くらいまで安くなっているケースが多いです。
ホームホワイトニングで見ていくと、一般歯科で施術を受けると2万～4万円ですが、ホワイトニング専門歯科だと1万5000円から3万5000円くらいが相場となっています。
なぜ、ホワイトニング専門の歯科の方が安い料金で施術できるのでしょうか？
ホワイトニング専門の歯科の方が安い理由は、ホワイトニングに特化することで必要な薬剤や機材の一人当たりの経費を下げることが出来るからです。
ホワイトニングは通常の一般歯科で行われている治療とは異なる分野です。
経験値が必要になる要素も大きい施術なので、もしもご自宅や職場の近くにホワイトニングの専門歯科があるのであれば、一般歯科よりもホワイトニング専門の歯科へ相談に行かれることをお勧めします。
いかがでしたか？
ホワイトニングと一口に言っても色々な方法があります。
また近年はホワイトニング専門の歯医者さんも増えて来ています。
どこまで白くするのか、どの方法で行うのかなどを良く話し合って決めましょう。
それぞれのメリットやデメリットもしっかりと説明してもらって、納得してから治療をお願いすることが大切です。
- 芸能人の歯の白さは、シェードガイドのW1、W2、S2～4にあたる白さ
- 一般の日本人の歯の白さは、真ん中よりも黄ばんでいるA3.5やS30～32
- メニューが豊富な歯医者・サロンを選ぶ
- ホームホワイトニングは満足したらすぐにやめることができる
- 市販のホワイトニングは、微調整や後戻り防止にオススメ
- ホワイトニング専門歯科がオススメ
